BRAGA 355


ブラガの次は北にバスで2時間ほど行ったGerêsという保養地。
本当はもっと奥の国立公園に行きたかったんだけど、宿泊するところが一杯だったので断念。

Gerêsは小さな街で、見るものもないけど、この近くにローマ街道があったというのでそれがお目当て。スペインのAstorgaからポルトガルのブラガを結ぶ320kmの街道です。世界遺産に指定されてます。

タクシーが入れるのはMata de Albergariaまで。
ここはスペインへの国境まで3kmという距離。

GERES 003

ここから延々と歩いていくと・・・

GERES 010

あった~!!ローマ時代の一里塚!地中に深さ60cm、地表で1.5m、直径50cm。読んだとおり!さすが規格化の鬼、ローマ人。
さすがに風化していて、刻まれていた文字は読めません。あの頃はポルトガルの辺はルジタニアと呼ばれていました。

紀元前120年頃からすべてのローマ街道には1ローマ・マイルごとに石柱が立つようになりました。ローマ・マイルは1000歩、約1・485km。
街道の始点から数えて何番目にあたるかを刻むので、この遺跡は32番目、つまり始点から1・485x32=47.52kmのところまで来ましたよいう印。
GERES 017

道幅も狭いし、石畳の跡もないし、さして重要な街道ではなかったのかしら。でもいちおうローマ街道だから、両脇には排水溝がはしってたはず。

ちょうど『ローマ人の物語』の『すべての道はローマに通ず』の巻を読んでたので、本物の一里塚を見た時は感動しました。

しかーし!風光明媚なのはいいけど、この後まったく陰のない道を2時間近く歩いてへとへと。道路標識が全然なくて、バス乗り場のあるはずの町へどっちへ行ったらいいのか見当もつかない!

GERES 020

やっとある村にたどり着き、そこのカフェでタクシーを呼んでもらって、タクシーで帰りました。文明ばんざーい。

GERES 035

この辺りの村で、坂になっている所でよく見られるのは、お墓みたいに見えるんだけど、実はEspigueirosという穀物貯蔵庫です。18世紀にとうもろこしが新大陸から入ってきて、この地方でも栽培されるようになりましたが、秋の雨季に腐るのを防ぐためにこういう貯蔵庫が作られたんだそう。
GERES 053

タクシーで山道を走っていると、やぎの群れに遭遇。

ホテルに戻ってからすぐ向かいのスパに行きました。ヨーロッパ人の老夫婦のように。