どっかの学部の学生のアンケートに協力してやった時、「シンガポールの紀伊国屋に行くと日本人としてのアイデンティティを感じるか」みたいな質問があった。

何が聞きたいのかよくわからないが、別に紀伊国屋に行って、ああ、私って日本人!と思うことはあまりない。

どちらかというと、パスタを作るときによっぽどそういうことをしみじみ思う。

最近はこんなのばっかりだ。

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にんにく、玉ねぎ、きのこ類、ベーコンを炒めて、最後に酒、めんつゆ、バターを落としてスパゲティと和える。(青ネギでもちらせばよかったな。)

こんなパスタを一人お昼に作るとき、しみじみ日本人だと思う。イタリアのレストランにパスタを食べに行きた?い、なんてもうほとんど思わなくなってしまった。作るパスタもトマトソースより、めんつゆ味とか、醤油バターなんかが圧倒的。月のものが来る前にはクリーム系のこってりパスタが衝動的に食べたくなったりもするけど。ほぼ9割の確立で和風だ。

年とともにもっとこの傾向が強くなってるなあ。

そういえばイタリア料理の師匠もジェノバ風ペストが苦手になってきたって言ってたわ。

若いうちに食べておいたほうがいいのか。イタリアン。