さあ、ギリシャ旅行の最後はデルフィです。

カランバカを朝早く出て、バスを乗り継いで行きました。これもまたギリシャの長距離バスの統率性のなさに辟易した移動でした。まずカランバカからトリカラへ(35分くらい。1.9ユーロ)。そこで30分待って、ラミア行きのバスに乗り(2時間くらい。8.6ユーロ)、そこで2時間ほど待って(あと10分ずらしてくれればその前のバスに乗れたのに!)、そこからアムフィッサへ移動して、またデルフィ行きに乗り継ぎます。アムフィッサのバス・ステーションはなーんにもないところで、さすがにここでまた2時間半待つとわかったら、もうそこからタクシーでデルフィに行くことにしました。カランバカからデルフィのこの行程、まともにバスを待ってたら8?9時間くらいかかります!

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デルフィがあるのはこんな山奥


アムフィッサからタクシーでデルフィまで、15ユーロくらいでした。時間がもったいない人に、これは絶対お薦めです。おかげで3時くらいに着いて、ゆっくりお茶した後、観光バスが帰ってしまった後の静かなデルフィをゆっくり見ることができました。

デルフィは、世界史にも出てくるあの有名なデルフォイの神託が行われていたところです。アテネからこんなに離れた山奥に巡礼者が神託を受けに来てたわけです。紀元前6世紀頃が最盛期でした。

まずは博物館へ。
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ネバー・エンディング・ストーリーで、なぞかけをするスフィンクスだ!


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青銅の御者の像


デルフィの遺跡は当時の人が巡礼したのと同じ道順で廻ることができます。

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古代劇場から下を見たところ

劇場の下にあるのがアポロン神殿の址です。ギリシャ神話にでてくるオイディプス王も、トロイヤ戦争も、ソクラテスも、みんなここの神託で運命が決まったんですねえ。祈願料もとってたし、神託のおかげでご利益があった人は奉納にまた来たりで、デルフィは繁栄してたんですね。宝庫や奉納物が並んでいました。

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アテネ人の宝庫。フランスの考古学会が復元しました。


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デルフィではオリンピアのように4年に一度、スポーツの祭典が行われていました。これは競技場址です。

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ここから少し離れた所にあるアテナの聖域には、円形神殿がありました。

4時くらいから見はじめて、7時の閉館まで、ゆっくり時間をかけて廻りました。この日はデルフィで一泊しました。デルフィはアテネから日帰りツアーで来る人がほとんどみたいですが、デルフィの町も静かでかわいいホテルもたくさんあります。時間があるなら高いアテネより、デルフィで一泊がおすすめです。

次の日の朝、バスでアテネに戻り、プシリ地区のお気に入りのタベルナでおそい昼ごはんを食べたあと、地下鉄で空港に向かいました。

あ?、やっと終わった?!旅行自体が長いとブログも長くなるなあ!みなさん、お付き合いくださって、ありがとうございました。

多少の不便はありますが、ギリシャはすばらしいです。見るものありすぎです。よく歩き、よく食べた3週間でした。こんな旅行、もう2度とできないかも。なにしろ歩くから、年をとったらきついんじゃないかと思うんです。夏じゃなければまた別の楽しみ方もあると思います。

もし機会があったら、ぜひ行ってみたください。すごいです。感動します。