トルコ料理は今回行って、本当においしいと改めて思いました。10年前にレストランで修行させてもらったときもおいしいと思ったけど(そのレストランは今は違う人の手に渡っていましたが)、地元の友達に今回おいしいところばかり連れて行ってもらったからよけいに実感できました。でもここで私なんかが語るには、トルコ料理は奥が深すぎます。アナトリア地方や、黒海地方など、地方ごとにいろいろ特色があって全然違うんです。チーズの種類もものすごいし、スパイスもいろいろ使います。本当にまだ氷山の一角しか見ていません。

トルコ料理で私が一番好きなのはMeze(前菜)です。豆や野菜の煮込み、ズッキーニなどのフリッター、アーティチョーク、などなど。野菜がたっぷり。トマトは皮をむいてから刻んで入れることが多いです。でもTM子さんによると、トマトは比較的新しい素材で、伝統的なオスマン・トルコ料理にはトマトは使わないんだそうです。

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これはおしゃれなレストランで頼んだMezeをいろいろお皿にとったところ。左からズッキーニの揚げ物ヨーグルト添え(すごく軽くておいしい!)、隣のはアーティチョーク、上が鶏のアーモンド合え、下がパトルジャン・エズメスというローストしたなすのサラダ。

メインは魚や肉。肉といえば串に刺したシシュ・ケバブ。肉のかたまりをローストした外側からそぎおとして食べるドネル・ケバブは有名です。イスタンブールは魚市場もあって、すずきや鯛が並んでました。値段はちょっと高め。

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ピーマンやなすにひき肉を詰めたドルマス(詰めたものの意味)や、ぶどうの葉っぱで巻いたサルマス(巻いたものの意味)も有名です。

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キョフテは肉団子の料理。地方ごとにいろんな名前がついた味も形も全然違うキョフテがたくさんあります。アダナ・キョフてはスパイスが効いていて、串にそって長細く作ったキョフテ。スパイスが入っていないものはウルファ・キョフテ。TM子さんに連れて行ってもらったキョフテが有名なレストランではピスタチオ入りのを食べました。おいしかったー。

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たいがいピラフと一緒に出てきます。

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ピデというパンの上に載って出てくるものもあります。これにはトマトベースのソースと溶かしバターがかかっていて、おいしい!ヨーグルトが添えてあります。

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野菜を補給しようと思ったときに手軽に注文できるシェパード・サラダという意味のチョバン・サラタスはトマトときゅうりが主な材料です。左側のカップはアイランというちょっと塩が入ったヨーグルトの飲み物。ケバブやキョフテとすごくよく合います。そんなにしょっぱくはありません。

トルコ料理はオリーブオイルをたっぷり使うこと、さすが遊牧民族の末裔、チーズやヨーグルトなど、乳製品もたくさん使います。世界3大料理の一つトルコ料理。あまり知られていないのは、フランス料理などと比べて、土地に密着した料理だからではないかしら。トルコ以外では手に入りにくい素材が多いと思いました。

それから小麦粉を使った料理もすごくたくさんあって、マントゥというのはまさに中国語の饅頭からきている餃子の変形です。ここではすっかり小さいサイズになって、ヨーグルトをかけて食べます。ロシアにもありました。シルクロードを伝わってきたんでしょうね。

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パンの上にいろいろ具をのせたピデ、もっと薄いラフマージュン、中につぶして味付けしてあるじゃがいもやひき肉をはさむギョズレメなども人気です。このお店は10年前にも行ったことがあって、まだ健在でうれしかったです。

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今回トルコで一番驚いたのが食べ物の値段が上がっていたこと。ちょっとしたレストランは日本並の値段。でもTM子さんのおかげでまだ良心的な値段のおいしいレストランでたくさん食べることができました。TM子さん、ありがとう!