大学で、Donちゃんがいる建物の最上階はもと学部長のオフィスがあったが、オフィスが移転してからその横にあった花壇は荒れ放題。ある日それを見たDonちゃんが、同僚のPさんに、「ここをコミュニティー・ガーデンにしたら」ともちかけたところ、話はどんどん進み、今では4家族がシェアするガーデンになった。広さは、え?っと、15mx15mくらい?けっこうな広さだ。大学の方も、美化運動の一環として、喜んで開放してくれるどころか、初めにぼうぼうだった雑草をひきぬき、新しい土を入れる作業までしてくれた。

シンガポールはとにかく暑いので、水遣りはかかせない。これはもちまわり制で、うちも金曜日が当番だ。だから最近木曜日の夜とか、金曜日に雨が降るととてもうれしい。

最初はひまわりとか、ブーゲンビリアとか、プチトマトの苗とかをちょこちょこと植えたが、何しろ広すぎるものだから全体的にがら?んとしていた。しかし最近になって、プチトマトはどんどん実をつけ始め、コンポーストを作ることにしか興味がなかったある担当者の一角では勝手にスイカが芽をだし、みるみるうちに繁殖しだした。

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もうガーデンというよりすっかり畑の様相である。美化運動の一環として許可した大学も、まさかそこが畑になってるとは思いもしないだろう。ふふふ。まあこの階に来る人はほとんどいないし、外からは見えないので知る人ぞ知る秘密のミニ農園なのである。

私も「庭いじりがすき」、「実家が農家」という頼りになる日本人の同僚を2人仲間に引き込み、きゅうり、しそ、桃太郎トマトなどを作る試みをしている。なにしろ私もDonちゃんもチューリップくらいしか植えたことがないのだから、この心強い同僚がいなかったら最初の思惑とは裏腹に、今頃ぺんぺん草が生える一角と化していたかもしれない。

そして今日、みんなで夕方からコミュニティーの人たちとピクニックをした。

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ひまわりを眺めながら、外で食べるごはんは(たとえ大学の建物でも)おいしい!

で、その辺に生っているスイカも食べてみることにした。

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黄色いスイカ!しかも味も悪くない!生ごみから勝手に育ったとは思えない味!全員大感激であった。

シンガポールで自家製きゅうりや紫蘇が食べられるひが本当に来るのか、大学の屋上にあるガーデニング/ミニ農園コミュニティーはひそかに盛り上がりをみせている。