Tartu大学の知り合いK先生と奥さんのTさん(植物学者で蘭の研究者)が、Tartuから90kmくらいのところにあるサマーハウスにつれていってくれた。Tさんはまだこの日授業があるのにそれを次の日に動かして(だから次の日は6時間教えることになってしまった)わざわざ一日明けてくれたようだ。ううっ、なんというおもてなし!

朝9時半に車で迎えに来てくれた。いいお天気。到着間際に村のスーパーで食事の材料を買った。サマーハウスは国立公園の中にある。隣の農家(といってもかなり離れている)で卵をわけてもらう。

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これがサマーハウス!冬は雪で道がなくなってしまうので来れなくなるそう。


15年前にどんどん価値が下がり続けるルーブルを使ってしまうために買った農家だそうだ。まずはストーブに火をおこす。電気はとおっているがストーブはこの昔ながらの薪を使うタイプ。水は井戸からくみ上げてタンクにためておく。蛇口から水が出なくなったらまたポンプでくみ上げる。

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家の中の暖房の役割も果たすストーブ


お湯は電気でわかして外でティータイム。

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スーパーで買ったお菓子と。


小屋はいくつもあって、半分地中に埋まった蔵や、家畜小屋(今は動物はいない)、納屋、今でも使っている200年くらいたっているサウナなど、昔の農家そのままだ。

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これがサウナ!熱々になるまで4時間くらいかかるそう。もちろん薪で。


すぐ裏には小さい湖まである。サウナで温まったらこの湖に飛び込むのがならわしだ。

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この湖は冬はもちろん凍ってしまうし、水温もこの時期それほど高くない。しかしK先生はもうがまんできない?!という感じで、昼ごはんの仕度を手伝ったあと、湖でひと泳ぎしに走って行った。タフ!!

エストニア人というのは自然をとても愛する民族だ。ソビエト統治下にあった時代、嫌気がさして森に入ってそこで暮らしたエストニア人はフォーレスト・ブラザーズと呼ばれている。そんなエストニア人にとって、隣の家はまったく見えない、こういう自然の中で暮らすことはまさに果報につきることらしい。