2007年04月

ホーカーで晩御飯

シンガポールの食生活は外食中心です。植民地時代には外国人労働者がほとんど男性だったことから屋台文化が発達し、いたるところにホーカーがあるし、安いし、現代ではほとんどの家庭が共稼ぎであることも理由の一つです。

実際一品3ドル(=240円)くらいで食べられるから、一人暮らしの人などは特にたまにしか自炊ししないのなら材料が無駄になることが多いので、ホーカーで毎日食べた方が安上がりな場合が多いのです。朝からお粥、麺、点心など、なんでも食べられるので、ホーカーは一日中にぎわっています。

うちは特別日な日はレストランなどに行くことはあるけど、ほとんど三食うちごはんです。お昼ごはんも1週間に1回、大学の食堂で食べるか食べないか。ウエットマーケットでの買い物が好きで、たくさん食材を買い込むから、それを消費すべく、毎日料理に追われてる感じ。でもごくたま?に、料理したくない日があって、もうホーカーでいいから食べちゃえ、ということもあります。昨日はたまたまそういう日でした。

家から一番近いホーカーへは歩いて5分。

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能がないけどチキンライス(2ドル)。でもチキンライスならやっぱりMaxwellフードコートのが一番だわ。ホーカーに行ってもつい同じようなものばかり頼んであまり新しい食べものを開拓してませんね。反省。

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フィッシュボール・ヌードル(3ドル)。ドライかスープかを選びます。これはドライ。スープは別になってます。スープにはフィッシュボールとワンタン、塩漬けの野菜が入ってます。麺の方にはカマボコみたいなのと、申し訳程度にもやしが2?3本、底にタレがあるのでよく混ぜて食べます。写真はもう混ぜちゃったところ。

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デザートはピーナッツスープ。白玉だんごが6つ入ってます(2ドル。白玉だんご4つ入りなら1.5ドル)。この白玉だんごの中にはピーナッツ餡が入ってておいしい。このお店は最近参入しました。禁断の夜食を食べたい!というときにありがたい。

こういう日はDonちゃんは大喜び。Donちゃんはシンガポールからホーカーがなくなったらもうシンガポールに住む意味はない、と言ってはばからないくらい、ホーカー文化が好きです。たしかに短パンにランニング姿のおじさんがビール瓶並べておやじ仲間と夜を過ごし、一人暮らしも家族連れも気軽に一日中食べられる気取らないホーカーはシンガポールの中で一番いいところかもしれません。

ハイジの白パン

カルピス子供劇場は名作ぞろいでしたが、なかでもアルプスの少女ハイジは出てくる食べ物がおいしいそうなことでも秀逸でしたね。アルムの森の小屋でおじいさんがチーズを暖炉であぶって、とろけそうになったところをスライスしたパンに載せてました。あのあつあつのところをハイジがかぶりつく場面を見て、私は身もだえしましたね。そのほかにも木のボールで、かーっと飲む山羊の乳、ペーターが牧場で食べるお弁当、干し肉などなど。ものすごく憧れましたが子供心にも野菜不足を心配したものです。

子供の頃あこがれた食べ物はこの他、ぐりとぐらのかすてら(フライパンで!)。ちびくろサンボのトラが溶けてできたバターでつくったホットケーキ。トムとジェリーとかに出てくる穴のあいたチーズ。キャンディキャンディでキャンディがエルロイ大おばさまのためにつくったライラックのパイ。はじめ人間ギャートルズのマンモスの肉は塩もなさそうだし、味付けしないのか心配しました。

そしてみんなも絶対あこがれたはずの食べ物は、日本人なら誰でもイメージできると言っても過言ではない『ハイジの白パン』。ペーターのおばあさんに食べさせてあげたくて、たくさんクロゼットに貯めていたあの白パン(あのクロゼットもあこがれましたね)。あれはBrotchenのことだと思います。外側はかりっと固いんですよね。おばあさんには固いかも。ドイツではルームメートが朝、焼きたてのを買ってきて一緒に食べた思い出のパン。朝焼きたてのBrotchenはほんとにおいしい。

パンのレシピを検索すると、日本人のハイジの白パンに対する憧れがいかに強いかよくわかります。しかしなぜか日本人がイメージして作ったレシピはドイツのパンとは似て非なるもの。でもね、日本人にとっておいしいパンとはやっぱりふわふわ、もっちりの真っ白なパンなんではないでしょうか。というわけで、ふわふわの白パンなるものを作りました。参考にしたレシピはこちら

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生焼けみたいだけど生焼けじゃないのよ!ほんとにふわふわです。アルムの山でおじいさんと食べてたどっしりと重い、色も黒っぽいパンに慣れていたハイジがフランクフルトで衝撃をうけたパンは、やっぱりイメージ的に、こういう日本のパンが正解!

イースター・スペシャル

イースターですね。アメリカにいた頃はフィリップに行ってラム・サンドイッチを食べるのが恒例でした。

シンガポールでは金曜日がGood Fridayで祝日でしたが、私は肝心のイースターはまったく気にしていませんでしたが、Donちゃんが昨日からわくわくしてました。イースターといえば山ほどお菓子を食べた幸せな記憶と繋がっているんだそうです。そう言われると何かイースター・スペシャルを作って喜ばせてあげたいじゃありませんか。

というわけで、イースターの朝この怪しげなトーストを作りました。

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これはねー、前にCOOKPADで見つけて以来気になってたのです。イースターといえばうさぎのチョコレート、マシュマロのひよこ。だからマシュマロつながりということで。

カスタードクリームさえあれば作り方は超簡単。食パンにカスタードクリームを塗り、マシュマロを載せてオーブントースターで焼くだけ。マシュマロが溶けてしゅわーっとなって、甘くて、まさにDonちゃん好み。予想通り狂喜してこれから毎年イースターに作ってと言われました。本家のレシピはこちら

電子レンジで簡単にできるカスタードクリームのレシピもおすすめです。冷凍もできます。卵黄が余ったら作っておくと便利です。





チーズ・プラタ

久しぶりのインド料理。このプラタのお店は大学のすぐ近くにあるのになかなか行く機会がありません。夜通りがかってもいつもたくさんの人が夜食を食べたりしてにぎわっています。

この日はいっしょに行った人がお腹がすいているというので、チキン・ビリヤーニと、プラタを3種類注文しました。

インド人の友達に昔教わったビリヤーニは野菜やお肉の塊がごろごろ入った炊き込みご飯のような感じでしたが、シンガポールのビリヤーニにはたいがいこんな感じで、カレーが横に付いてきます。


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チキン・ビリヤーニ(S$4)
マトン(S$3.5)もあります。


プラタはクレープのように薄?いパンです。カレーをつけて食べます。タイではバナナやコンデンスミルクをかけて屋台で売っています。このお店には他にもパイナップル入り、シーフード入り、ソーセージ入りなど、すごくたくさんの種類のプラタがあります。どれもS$1?2くらいです。

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チーズ&オニオン


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トマト


ロティ・プラタについて、シンガポールのオフィシャル・サイトがありますが、この和訳はいかがなものか。

Niqqi’s the Cheese Prata Shop (Open 24 hours daily)
16/18 Clementi Road
Singapore 129747
(65) 6872 1030

Panguni Uthiram

ウェットマーケットでいつも私がラム肉を買う肉屋のズームが、来週の日曜日はタイプーサムだから見においで、と言うので言ってきました。場所はリトル・インディアじゃなくて、Sembawangというシンガポールの北のはずれです。そこにあるヒンズー教のお寺としか言わなかったので、ウェブでいろいろ調べましたがどうも4月1日はタイプーサムとは一言も書いてありません。4月1日にあるヒンズー教のお祭りというとPanguni Uthiramだけ。調べると、ヒンズー教のなんとかという神様がなんとかという神様と結婚した日なんだそうです(なんといういい加減な!)ズームも私のような素人に難しいお祭りの名前を言ってもわかんないと思ったんでしょう。それに近いお祭りの名前を適当に言ったようですね。外国人にどうせお彼岸を説明してもわかんないだろうからとりあえず日本のハロウィンと言っておけ、みたいな。

とりあえずSembawangにあるヒンズー教のお寺をめざしました。着くとすごい人だかりですぐにわかりました。
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これは誰にでも振舞われる食べ物を待つ人の列。待ち時間がどのくらいなのか見当もつきませんが、100Mくらいは軽くあります。

そしてお寺の方に行くと、苦行者の行進をついに目の当たりに!

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体中針や串を刺し、お神輿を担いで1kmくらい歩くんだそうです。


去年ズームに写真を見せてもらっただけで、いったいどんな規模のお祭りなのか知りませんでしたが、すごかったです。こういう格好をした信者が延々と、列をなして、お寺に向けて行進してるのです。

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音楽にあわせてくるくる回ったり!


ズームは先の方にいたらしく、もう終わってしまっていたようで見つかりませんでしたが、まじかに見るこの行進には感動しました。それぞれの苦行者には家族や友達が一緒に歩き、歌や太鼓で盛り上げたり、ふらつく行者を支えたり、中には衣装を同じカラーで統一したチームもありました。


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シンプルに皮膚に刺したフックでオレンジを担ぐ人。


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サンダルには全面に釘が!ぎゃあああああああああああ!

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子供だって!


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女性だって!

この女性は口の横の頬を串が突き刺しています。目をむいて、トランス状態に入っている様でした。

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どんどんお寺に入って行きます。



カメラが横向きですみません。音と雰囲気だけでも味わってください。


見世物ではないんだけど、Donちゃんが隣で、これに比べたらアメリカのパレードがいかにつまらないか、と言ってました。やっぱりお祭りというのは本来こういうエネルギーの爆発で参加する人をハイにさせるものなんですね。

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お疲れさま?
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