普通のシンガポール人の9割はHDB(Housing & Development Board=住宅開発庁)フラット、政府が持ち家制度促進のために開発した高層住宅に住んでいる。年収の3?4倍くらいの値段で買えるため(平均月収は15万円くらい)、HDBフラットの住居者の9割以上は賃貸ではなく、所有している。シンガポール人の持ち家率はこのためにかなり高い。ただし所得が高すぎるとHDBフラットは買えない。あと独身の人が一人で住む場合は35歳以上でないと買えない、住民の何%はマレー系とかインド系じゃないとだめ、などの制限がある。最近建てられたHDBフラットは狭いが、古いものは面積も広い。下にはホーカーやスーパーがあって便利。しかしエレベーターが各階に止まらなかったりするところが多い。シャワーとトイレが同じスペースだったりするところも。
で、ある程度収入のある人はコンドミニアムを借りたり買わざるをえないわけだが、最近引越した同僚の話を聞くと、その家賃の高さに驚く。大学の近くやインターナショナル・スクールの近くの物件は軒並み東京とかわらないほどの値段だ。2LKの家賃が20万円を超えるところなどもざらだ。しかも景気に左右されるので、2年前にSARSが来たときなんかは家賃もものすごく安かった(値下げしたらしい)のに、今はどんどん上がっているそうだ。外国人には住宅手当がある程度つくからまだやっていけるけど、これがなかったら家賃は大変。
最近のシンガポール住宅事情でした。
で、ある程度収入のある人はコンドミニアムを借りたり買わざるをえないわけだが、最近引越した同僚の話を聞くと、その家賃の高さに驚く。大学の近くやインターナショナル・スクールの近くの物件は軒並み東京とかわらないほどの値段だ。2LKの家賃が20万円を超えるところなどもざらだ。しかも景気に左右されるので、2年前にSARSが来たときなんかは家賃もものすごく安かった(値下げしたらしい)のに、今はどんどん上がっているそうだ。外国人には住宅手当がある程度つくからまだやっていけるけど、これがなかったら家賃は大変。
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