2006年08月

かぼちゃの葉も食べる

インドネシア人のブッシ?リさんによると「かぼちゃの葉はおいしい」そう。というわけで、さっそく持って来て作り方を教わりました。

作り方は簡単。かぼちゃの葉は茎のところがかたいので、薄い皮をむきます。鍋ににんにくのみじんぎり、つぶしたしょうが、たまねぎを適当に切ったものを炒め、辛いのが好きならチリも炒めます。更にざく切りにしたかぼちゃの葉と適当に切った豆腐を加えて炒めます。水を少し足して、そこにターメリック、ココナッツミルクを適当に入れ、塩で味付けして少し煮ればできあがり。


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やさしい味のおかずです。


かぼちゃの処理

収穫したかぼちゃを切ってみると、きれいな黄色で、食べごろのよう。

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午前中に半分使ってサラダとスープを作りました。とても食べきれる量ではないのでサラダはコミュニティー・ガーデン仲間に配り、スープも瓶に入れて同僚に配りました。残り半分も冷蔵庫の中でかなり場所をとりそうなので、夕方さらにまたサラダにしました。それでもまだ残ってます。この大きさのかぼちゃなら、二人暮しのうちだったら1週間食べ続けてもまだあまりそう。

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空き瓶に入れて配りました。


かぼちゃのサラダ
皮をむいて、5mmくらいの厚さに切ったかぼちゃをキッチンタオルを敷いた耐熱皿に並べてラップをかるくして、電子レンジでやわらかくなるまでチンします。ボールに入れて、軽く塩をふります。薄切りにして塩もみして、さらに水でさらして水気をしぼったたまねぎと、ツナを混ぜ、マヨネーズであえれば出来上がり。

かぼちゃのスープ
バターとサラダ油で、たまねぎの薄切りと薄く切ったかぼちゃを炒め、チキンスープを加えて、かぼちゃがやわらかくなるまで煮ます。それをミキサーにかけてなめらかにして、牛乳を加えて温めればできあがり。生クリームを食べるときに垂らすとよりクリーミー。好みでナツメグ、シナモンなど加えても。


日本のおいしいほくほくのかぼちゃではないので、それほど甘くないし水っぽいのですが、スープにはむいてます。サラダにするときに塩をふると、甘みが少しひきたちます。

まだ畑にはかぼちゃがごろごろしてるけど、これが日本のほくほくのかぼちゃだったらなあ。

かぼちゃ収穫

コミュニティー・ガーデンでは種から育てようとしたトマト、きゅうり、ピーマンなどはことごとく失敗したにもかかわらず、コンポーストから勝手に育ったものだけは恐ろしい勢いで繁殖しています。

最近はかぼちゃ。つたをあちこちにからめながらどんどん広がり、花をつけ、ついに実が収穫できるまでになりました。

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かなり大きいです。さて、どうやって食べよう。。。

東京ばな奈

新学期が始まって、日本に留学して帰ってきた学生が、ご丁寧にお土産をくれました。

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東京ばなな奈


ふわふわのスポンジケーキの中に、バナナの入ったねっとりしたクリームが入ってます。東京駅でよく見かけてたけど、食べたのは初めて。けっこうおいしいですね!

これから東京からお土産を買っていくことがあったらこれにしようかな。小さい箱には3本はいってました。

フィッシュヘッド・カレー

誰かお客さんが来たら一緒に行こうと思いつつ、2年間行ったことがなかったフィッシュヘッドカレーのレストラン『バナナリーフ・アポロ』についに行ってきました。リトル・インディアにある大人気の大きなレストランです。

バナナの葉っぱがお皿のかわり。席について注文すると、おじさんが来てさっそくこの上にぽんぽんと野菜のカレーとサラダ(コールスローみたいなもの)をおいてくれます。

マトンカレー、鶏の揚げたものも注文しました。どれもおいしかったです。ただしズーム(日記『羊肉屋のズーム』参照)によると、こういうレストランのは魚の頭をカレーに後から入れているから、家で魚の頭をじっくり煮込んだもののほうがずっとおいしいということでした。まあ、そりゃそうだわね。作り方を口答で教えてくれたけど、複雑すぎて覚えるのは無理でした。どっちにしても大変そう。こういう大変な料理は外で食べることにします。

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これがフィッシュ・ヘッド・カレーだ!


観光客が多いからか、それほど辛くありません。サフランで炊いたごはんもおいし?。インド系の人は手で上手にきれ?いに食べていました。

ラッシーもおいしかった!HちゃんはTiger Beer。ついでに別のレストランに入ってチャイを飲んで、デザートも食べてしまいました。

食事の後はリトル・インディアを散策。DVD屋の店先や、ホーカーでがんがんかかっているボリウッド映画を見ながらぶらぶらしました。

ハイティー

女子が大好きなハイティー(でもDonちゃんも大好き)!シンガポールにはスコーンとサンドイッチとケーキが何種類かつくイギリス式のハイティー(たいてい2?3時ごろから)の他、ローカルフードもいろいろ食べられるビュッフェ形式のハイティーもあります。いくつか試して一番気に入っているのがシャングリラ・ホテルのハイティー。お茶の種類、料理の種類、味、雰囲気(食器はウエッジウッド)、サービス、と、どれをとってもポイントが高く、その上12時からなので、優雅なランチとして楽しめます。

遠路はるばるシンガポールに遊びに来てくれたYさんとHちゃんにもぜひ味わってほしかったので、Yさんのシンガポール滞在最終日に行って来ました。Donちゃんもこういうのは女子用だといいつつ、これだけは一緒に行くとずいぶん前から楽しみにしてたのです。4人で行くと、デザートを少しずつ持ってきて、全員で一口ずつ全種類味見をすることもできるので、今回は本当にいろんな種類のものを食べました!

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西洋料理ではスモークサーモン、キッシュ、ローストした野菜、チーズ、生ハム、各種サラダ、サンドイッチ、中華料理はしゅうまい、ローストダック、ローカルな料理ではポピア(春巻き)、ミーシャム(甘いスープの麺料理)、インド料理(グリーンカレー、魚、チキン、サフランライス、ナン)、ベトナム生春巻き、なすと牛肉のエスニック風サラダ、などなど。一見脈絡がないようですが、いろいろな味を少しずつ、飽きずに食べられるのはうれしいもんです。どれもおいしいし。

紅茶にうるさいHちゃんがメニューの中から吟味して、セイロンティー、アッサムティー、ネパールのお茶などを注文しました。これもいろいろ試せてよかったです。おいしかったなあ。

チキンライス

シンガポールに来た友達に食べさせて、ほとんどの人がとってもおいしいと言って気に入ってくれるのが海南チキンライスです。この料理、実は東南アジア全般にひろがっているようで、ベトナムにもタイにもカンボジアにもありました。

要するに鶏をまるごとゆでて、そのゆで汁でごはんを炊いて、蒸した鶏と一緒に食べるという簡単なものですが、東南アジアは鶏がおいしいし、長粒米の粘りけのないぱさぱさ感がとっても合うんです。ゆでた鶏は冷水にとってひきしめるのがコツなようです。ゆでたときのスープもおいしい。シンガポールでは鶏につけるたれによって店の個性を出しているようです。おいしいところはこのたれもおいしい。

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これは有名なマックスウェル・フードセンターというホーカーでいつも長蛇の列の天天海南鶏飯(ティエンティエン・ハイアニーズ・チキンライス)のもの。写真には写ってませんが、表にでてないしょうがのたれも言えばつけてくれます。

マーブル寒天

ベトナム料理教室で習ったデザートです。東南アジアでアガアガとよばれる粉寒天を使っています。

味はお砂糖控えめなのでそんなに甘くないし、不思議な組み合わせの味ですが、冷たいプルプルの食感が気に入りました。ダイエットに最適なデザート。日本では寒天ダイエットがはやってるようですし。

作り方も簡単。

水1リットルにアガアガ(日本の粉寒天の場合は分量は表示にしたがってください)15gを入れて、ふやかし、火にかけて煮溶かす。レシピには20分ほど煮る、と書いてありますが、これも粉寒天の袋の表示にしたがってください。そこにお砂糖150g(かなり甘さひかえめ)を入れて、さらに煮て、バニラパウダーを入れて粗熱をとります。

これを4当分します。色のちがった4種類の液をつくります。ひとつはそのまま、もうひとつは溶いた卵黄一個をまぜたもの、もうひとつは大匙1のココアを同量の水で溶いたものを混ぜたもの、コンデンスミルク大匙3(ココナッツミルクを少し加えるとさらに風味がよくなる)を混ぜたものです。

これをいろいろな容器にマーブル模様ができるように流しいれていけばいいだけです。寒天は高い温度でも固まるので、ちょっと待てばすぐ常温でも固まります。少しずつ型に入れていけば段々に、固まらないうちに流しいれればマーブル模様になります。

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これは大きな型にまとめて作っているところ。


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ひとつひとつの型に入れても。


料理教室の最後にはエプロンをくれますが、荷物になるし、前回もいただいたので、今回はエプロンいいです、と言ったら何か代わりにあげられるものを考えてくださっているようでした。すると通訳の女の子が、このゼリーの型はどうか、というので、教室の近くのマーケットに一緒に来てくれて、型を買ってくれました。

いただいた型を使って、シンガポールでも作っています。ほら。

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わ?い、楽しい?。

いかのビール蒸し

これも卓上で簡単にできる料理です。

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<下準備>
1)イカを洗うときのしょうがをみじん切りに。調味用ににんにくをみじん切りに、たまねぎは薄切り、しょうが、赤唐辛子を千切りに。
2)イカはすごーくよく洗っていました。皮をむいて、はらわたなどをとり、塩をまぶしてもみ洗いしぬめりをとり、さらに酒、しょうがのみじんぎりをまぶしてもみこみます。そこに熱湯をかけて臭みをとり、さらに流水でよく洗います。いかの内側の表面にかのこに切り込みを入れておきます。
3)イカに酒、にんにくしょうがのみじん切り各小さじ2で下味をつけておきます。なべに入れてふたをしておきます。


<作り方>
4)卓上コンロにかけたら缶ビール半分くらいを注いで蒸します。

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5)イカに火が通ったら、たまねぎ、千切りのしょうが、赤唐辛子をのせて、残りのビールも注いでさらに蒸します。

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6)塩(乾煎りしたもの)こしょう、ライムジュース(レモン汁でも)をあわせたものにつけていただきます。

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お酢とレモングラス風味の牛肉のしゃぶしゃぶ

今回は卓上で料理するものが2品。

甘酸っぱいレモングラスのきいたスープのしゃぶしゃぶです。スープもいっしょに食べたり、またはライスペーパーにハーブといっしょに包んで食べたりします。

材料
牛肉薄切り 300g
にんにく 6片
しょうが 1かけ
レモングラス 1束
たまねぎ 1個
赤唐辛子 大1本
ベトナムの酢 1カップ(ベトナムの酢はすごく薄いので、日本のお酢は水で適当にうすめます。
ココナッツジュース 1カップ(ココナッツミルクではなく、フレッシュなココナッツの中にたまったジュースのこと。なければ水で)
ライスペーパー(生春巻きの皮)、ベトナムの生ビーフン(そうめんでも)、サラダ菜、きゅうり、ハーブ、ピーナッツの砕いたもの

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作り方
1)にんにく、半量のしょうが、レモングラスはみじん切りに、残りのしょうが、赤唐辛子は千切り、たまねぎは薄切り、青ねぎは細く切っておく。

2)ライスペーパーはバナナの葉やキャベツの葉などに包んでしっとりさせておく

3)牛肉は砂糖少々、こしょう、ヌックマム大さじ?/2、みじんぎりにしたしょうが、にんにく、レモングラス各半量を手でもみこむように混ぜ合わせて下味をつける

4)3)の肉を広げて皿に並べ、千切りにしたしょうが、赤唐辛子、たまねぎを上に散らし、こしょうをふる。青ねぎを細く切ったもの、香菜を飾る。(上の写真のようになります)

5)鍋にサラダ油を熱し、残りのにんにく、エシャロット、レモングラス、しょうがのみじん切りを炒め、酢(日本の酢は水で薄める)、ココナッツジュースをいれ、煮立ったら塩、砂糖、こしょうで調味する。甘酸っぱい味にする。

6)卓上のコンロで5)のスープを火にかけ、牛肉をしゃぶしゃぶのようにさっとゆで、スープやたまねぎといっしょに食べたり、ライスペーパーにうすぎりのきゅうり、ブン(生ビーフン)、サラダ菜、ハーブ、ピーナッツといっしょに巻いて、タレ(砂糖1.5、ヌックマム1、酢3の割合で混ぜ合わせ、ライムを加えて、みじん切りのにんにく、赤唐辛子を加えたもの)につけて食べる。

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先生が巻いてくれました。
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